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リクライニングベッドを使っての腰痛予防。寝ているときの体勢を自然な体勢にして、腰痛を予防します。

腰の痛い、その原因は、寝るときの姿勢にあります。

普通の人はベッドで、マットレスの上に寝ているでしょう。

そのマットレスは、通常、マットレスのどの位置でも一律に反発力があるように設計されています。

マットレスの上の方、下の方でもマットレスの反発力は一定です。

 

ところで、人間の体の一番重たい部分はどこでしょう?

腰、尻ですね。

体の一番軽い部分はどこでしょう?

胸ですね。

 

これは、プールやお風呂に入ったときに、顔をつけて、ダラーんと体の力を抜いてみればわかります。

胸の部分が浮かんで、そしてお尻の部分、そして、頭の部分がさがります。

つまりお尻、頭の部分は比重が重たく、体の胸の部分が比重が軽くなるわけです。

 

その状態で、一律に反発力のあるマットレスで寝ると、頭が下がり、胸の部分が上がり、お尻の部分が下がります。

そうすると、ベッドで寝ている場合でも、値骨の、胸の下から腰の部分が下がって、力がかかるわけです。

それが昼間、腰痛の原因になっていると考えられています。

寝るときに腰に負担のかからない体勢とは?

昔、マットレスに水を入れると、水の浮力で体が浮いて、それで体が水中で自然な体勢になると考えられていました。

そして、ウォーターマットレス式のベッドが大流行したことがありました。

しかし、実際は水の上に浮いているわけです。

お尻や頭などの比重の重たい部分が下がり、胸の部分が上がる。

上を向いて寝ているときには、体の胸の部分が背中から押し上げられ、息苦しい状態になったりするのでした。

腰痛を軽減するためのマットレス、リクライニングベッドの活用方法は?

マットレスの「均一の反発力」を「リクライニングベッド」で反発力を補正することによって、寝るときの体の背骨のラインを修正し、腰に負担がかからないようにします。

具体的にはベッドの頭部を挙げて、胸の部分が下がるようにして、体の中心、背骨のラインが立っている時とあまり変わらないようにします。

また、脚の部分を少し上げることで、足の部分はそこそこ重さがあるけど、細いですから細い分、腰を後に曲げる力が働きます。

つまり、脚の部分を少し上げることで、足の付け根と腰とマットレスの接点、腰骨の位置を調整して、脚と腰、背骨を立ってる時に近い形にして寝ることが出来る体勢に持っていきます。

ベッドを選ぶ時の要点です。

ベッドメーカーのHPを見て、リクライニングベッド、それも、モーターが2つあるタイプを選びます。

モーターは、ベットの枠組みの下、ベッドの床板となるフレームを下から押し上げる形式なのが使いやすいでしょう。

マットレスは、ベッドに付随するマットレスだと、曲げに対応できる構造になっていますので、その点を重視して選んでください。

リクライニングベッドを扱うメーカーはいくつかありますのでネット検索で探すと良いでしょう。

リクライニングベッドで寝やすい体勢にして、腰痛を予防してください。

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